青もみじ

2019.05.11 Saturday

 風薫る5月となりました。葵祭を15日に控えた京都では、鴨川の納涼床もオープンし初夏を迎える準備も整い始めて参りました。


この季節に、ぜひご紹介したいのは「青もみじ」です。秋の紅葉に比べ観光のお客様で混雑することなく、ゆっくりと緑に包まれ清々しいひとときを堪能していただけます。本日は、穴場ともいえる青もみじの名所をいくつかご案内いたしましょう。


【東福寺】

秋の紅葉の名所として名高い東福寺では、青もみじの萌えたつような光景も格別です。渓谷にかかる通天橋からの眺めは、京都市内にいることを忘れさせてくれるような涼感を醸し出しています。


【北野天満宮・御土居】

豊臣秀吉が築いた土塀「御土居」は、史跡として市内に何ヵ所か現存しています。その中のひとつ、北野天満宮内にある御土居はもみじ苑として公開されています。それは秋だけではなく新緑の美しさも注目され、数年前から初夏にも特別公開されることになりました。約350本の紅葉の青は、雨にうたれると静寂の中でよりいっそう鮮やかさを増し、密かにお薦めしたい光景です。


【実相院門跡】

洛北の比叡山に程近い岩倉・実相院は、皇室とゆかりの深い寺院です。そして奥にある池泉式庭園と、平成に市民参加により造園された石庭「こころのお庭」という趣の異なる庭を所有します。またこの二つの庭をつなぐ紅葉が、丹精に磨きこまれた漆黒の板間に写りこむ様は、「床もみじ」「床みどり」と呼ばれ、幻想的で息をのむ美しさです。


爽やかな風に吹かれ、この時期ならではの京都の青もみじをご覧になられませんか?お時間が許せば、人形朋  京都ギャラリーにお立ち寄り頂けますと幸いに存じます。鮮やかな緑の着物のお人形が、あなた様をお出迎えいたします。



端午の節句

2019.04.27 Saturday

花暦はいつしか桜から、藤や菖蒲へとシフトしておりました。春から初夏への境界線となるこの季節を、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。


日本にはいくつもの歳時記がございますが、まもなく訪れるのは「端午の節句」です。その歴史は古く、奈良時代から始まったとされています。そして特別な力が宿るとされた菖蒲を目印に神を迎えたことから、別名「菖蒲の節句」とも呼ばれております。江戸時代には庶民にも広がりみせ、鯉のぼりを立てて祝う節句が行われるようになりました。

また柏餅を食べる風習もあります。これは柏は新芽がでるまで葉が落ちないことから、「家系が絶えない」という縁起物として広まりました。京都では柏餅の種類としまして、こしあん、つぶあんと並び「みそあん」もポピュラーです。


男の子のたくましい成長を願う端午の節句。五月人形や鎧兜を飾ることには、厄除けと幸福への祈りが込められております。


今年は、新たな時代の幕開けの中で迎える初めての端午の節句となります。喜ばしい気持ちを、季節のうつろいに重ね合わせて楽しんでみられてはいかがでしょうか。



弥生のとき

2019.03.18 Monday

移ろう季節の中で、春ほど  その訪れが待ちどおしい季節はないのではないでしょうか。花木は鮮やかな色彩で包まれ、あふれる陽光とふくいくとした香りが風に運ばれてやってきます。


そして春は旅立ちの時。学生の街京都では、スーツや袴に身を包んだ  誇らしい笑顔の若者の姿が、弥生のときを彩ります。


そんな京都で、じわじわと密かに訪れているブームをご存知でしょうか?それは、朝観光。日中の人混みや喧騒を避けて、明けたばかりの清清しい早朝の空気の中での、特別な過ごし方を提案したものです。お寺や神社に詣でるもよし、座禅で心身を整えるもよし、朝桜の下にたたずむと思わず時が止まってしまうかもしれません。また古くから喫茶店やパンの文化が進んだ街ならではの、こだわりのモーニングセットも楽しまれてみてはいかがでしょうか。


春はあけぼの。あなただけの朝京都を探しに

いらっしゃいませんか。

春色の着物をきたお人形とともにお待ちしております。


ひなまつり

2019.03.03 Sunday

 本日3月3日は、ひなまつり。女の子にとりましては初節句に始まり、楽しみで特別な桃の節句でごさいます。


 その歴史をひもとくと、いにしえの中国から伝わった紙人形にけがれをうつし水に流す「流し雛」と、平安時代の貴族の子女で流行った「ひいなあそび」が結び付いたことから由来しているそうです。そして江戸時代には、五節句のお祝い日のひとつに定められ、女の子のお祝い儀式として日本中に広まり定着していきました。また紙人形から、豪華な雛人形へと進化していったのもこの頃からだそうです。


 京都では、数々のひなまつりの祭事や催しが行われております。なかでも下鴨神社や松尾大社の「流し雛」や、市比売神社で行われる人が雛人形に扮し平安時代を再現する「ひいなまつり」は、毎年多くの観光客で賑わっています。


 また食文化においては、お祝いの「雛ご膳」が用意され、海老や菜の花をあしらったバラ寿司(ちらし寿司)や、わけぎと貝のてっぱい(ぬた)、蛤のお吸い物などが食卓を彩ります。小学校でも、菱形をした三色ゼリーが季節の献立として給食に出され、こどもたちに大人気だそうです。


 古くから女の子の優しさと健やかな成長を願うひなまつり。現代では、家族で雛人形を飾りつけたり、雛ご膳を囲むことにより、伝統だけではなく、思い出と共に深い愛情も受け継がれていくことでしょう。


 朝から恵みの雨が降りしきる京都。ギャラリーにおきましては、ひなまつりを迎えたお人形たちが、ひときわ誇らしい表情を浮かべております。あなた様におかれましても、どうぞ素敵な雛の時をお過ごし下さいませ。

 


2019年新年のご挨拶

2019.01.06 Sunday

新年あけましておめでとうございます。

 

旧年中はご愛顧いただきありがとうございました。

スタッフ一同、誠に感謝申し上げます。

 

新しい年が、皆様におかれまして健やかで穏やかな日々となりますよう心よりお祈り申し上げます。

本年も引き続き、工房朋とギャラリー人形朋京都をよろしくお願いいたします。

 



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