人形の修理について

2013.03.11 Monday
2011年3月11日を境にたくさんの人形が工房に送られてきました。
濡れて汚れた人形の着せ替えと化粧直し、燃えた髪の毛の貼り替え、高所からの転落により欠けやひびが入ってしまった顔の修復。もちろんなかには工房朋の人形でないものも多く含まれていましたが、そのすべてをできる範囲のなかで修理させていただきました。
現在も宮城県のお客様より震災で首が折れてしまった人形をお預かりしています。

きょうは東日本大震災から2年目ということで、人形の修理についてお話したいと思います。

工房朋の人形は胡粉と膠という伝統的な素材を用いてお作りしていますが、この素材にこだわるのは「修理が可能である」ことが大きな理由です。独自の製法を採用しているため、
◦落として傷がついてしまった
◦顔に落書きをされてしまった
◦高いところに置いていた人形が転落して首が胴体から外れてしまった
◦鼻がかけてしまった
◦シミがでてきてしまった
◦猫に髪の毛をむしられてしまった
という場合でも対応することができます。


工房朋,工房とも,こうぼうとも,市松人形,修理
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こちらは「頭にはげができてしまった」と修理に持ち込まれた人形ですが、

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工房の結髪スタッフの手にかかればはげがあったことが嘘のように元に戻りました。

ご依頼くださる方のもとへ綺麗になった人形たちが帰っていくのを目の当たりにすることは人形制作に関わる者として大変うれしいことです。
工房朋は、大切にされてきたお人形とこれからも寄り添っていかれるお手伝いを続けてまいりたいと思います。

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