頭の接合について

2013.01.18 Friday
ここ数日関東地方の大雪の影響もあってでしょうか、奈良でも大粒の雪が散るようになりました。

今回は人形が出来上がるまでの、あまり目立たない過程についてほんの少しご紹介をさせていただきます。

工房朋の人形たちは頭以外のパーツもすべて胡粉とにかわで制作しております。そのパーツを組み合わせた胴体と頭の接合する工程があります。工房内ではそれを「首付け」といういささか不思議な言葉でよんでいます。

人形の頭の内部にある空洞に少しだけ接着剤を流し込み、効果的にしっかりと頭が胴体から離れないように固定をします。


そしてその時に使う道具がこのお手製の首付け台です。


少し身体測定の時を思い出させるかのようなデザインだと思われませんか?

上下動する板に重りを乗せて、その下に接着剤を入れたまだ乾いてない状態の人形の頭と胴体を潜り込ませ、固定をします。その際に人形の眼差しや、口の位置、左右前後にズレが無いかしっかり確認、また微調整をします。


この工程は顔の表情を作り出したり衣装の制作という部分に隠れがちですが、首の位置(前気味、もしくは背筋を伸ばしたようになるか)そしてその個性を決めるとても大事な箇所です。

すでにお持ちのお客様も、まだご覧頂いたことのない方も是非一度着物の下の部分について想像を巡らせてみてはいかがでしょうか。




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