オーダーメイドの人形たち パート2

2013.06.13 Thursday
今日は前回ご紹介いたしました、新たな種類のオリジナル人形のご紹介の続きです。
 
着物の柄からデザインをおこすという、従来の工房朋のお手持ちの着られるご予定のないお着物を人形用に甦らせる別注オリジナル人形とは異なり、新たなお誂えのご紹介の続きとなります。


少しお客様のパーソナルな情報となってしまいますが、今回3体をご注文頂きそのうちの2体は双子のお子様のために贈られるとのことでした。
お話をお伺いしておりますと、当初はお手持ちのお着物で2体分人形用に裁断させて頂くご予定だったのですが、そのお着物がお子様用にしては大人びた色とのことで、私どもオリジナルの古布を使い縁取りを丸く刺繍したアップリケシリーズをお薦めいたしました。


アップリケシリーズの写真です。
 
 

しかしながら、ここからがいつもの別注オリジナル人形とは異なる点です。

お子様お二人のお名前が、夏に咲く花の名前にちなんでお付けになられていました。
また担当させて頂いた工房の者と、そのお子様たちの誕生日が同日であることがひょんなことから判明したのです。

お顔は先にお写真でお決めいただいておりました。

しかしお着物が問題でした。

古布から制作したもので、そのお花と同じ柄のものを探しましたが用意がありませんでした。お話していてもお手持ちの色目のものにアップリケを施すのも何か違うように感じられたのです。

そこでアップリケの技術と、我々が持っているたくさんの古裂を用いて、そのそれぞれのお子様のお名前にちなんだ花の柄を着物の上に表現していくことをご提案にしたのです。

我々工房朋は人形を作るプロであること(人形本体と古布から裁断した衣装の製作)に誇りを持ってはおりますが、こと着物の染付や図柄を起すことに関しましては素人同然でした。
 
しかしこれは同時に我々にとっても新しい事に挑戦させて頂けるチャンスが到来しているのだと、そう捉えることにしたのです。

次回につづきます!

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オーダーメイドの人形たち パート1 

2013.05.31 Friday
ブログの更新が滞っておりました。

一日のうちに雨が何度も降ったりやんだりで、もう梅雨入りでしょうか。 

今日は別注人形のご紹介です。

つい先日、双子のお子様とご本人様用に別注の市松人形と、洋人形のご注文を頂きました。 
横須賀市にお住まいの北原様です。 


通常はお手持ちの着るご予定のない着物などから新たに柄を裁断し直しての、着物の別注となりますが、今回は色、柄からすべてを私どもの持つ古裂を用いてデザインするオーダーメイドのご注文を頂きました。 

快くご了承を頂きましたので、何回かにわけて掲載させていただきます^^
ありがとうございます^^



 遠方のお客様には、顔の雰囲気や大きさなどを伺い、詳しい説明とともに写真をお送りしてまずどのお顔の人形にして頂くかを決めていただきます。その間にお着物についてのご相談も同時に進めてまいります。 

今回は3体のため、何度かわけて色々な写真をお送りさせて頂いたのですが、こちらが最終的にお決め頂いた人形達です。

お子様は双子さんでいらっしゃるとのことでなるべく似たお顔を、そしてご本人様用は大きいサイズの洋人形にされました。


この3体が着物のデザインをおこす所から、裁断、刺繍、仕立てを経たオリジナルの衣装をまとい最終的にどのように変身していくのか、詳細にお伝えして参りたいと思います! 

乞うご期待ください。

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京都店 ギャラリー人形朋 お客様のご紹介です。

2013.04.11 Thursday
工房朋では、お手持ちの着るご予定のないお着物や、思い出のある布地などから、人形用の衣装をつくり着せていただくというオリジナル人形というものがございます。

今回は以前にオリジナル人形をしていただいたお客様が、着物を作らせていただいたその残りで作られたお洋服をお召しになってギャラリーのほうにお越しになられました。
 

滋賀県大津からお越しの平野様です^^黒地の錦紗の可愛らしい細かい柄が入ったものをお召しになられていました。

 
ご自身で着てもよし、人形にきせてもよし!の素敵な柄行きと落ち着いた色目です!
 


裁断する前のお着物の写真が残ってないので、その後からご紹介を少し。
着付けの段階の写真のみです。

 
 

着付けの際は襟元が見えにくいので、髪の毛はうしろでふたつにくくります。



後ろから。帯はオレンジ系で可愛らしく。

 





お手持ちの着物から制作した衣装を着付けて完成したものです。
 
 


実際にお召しになるのとは雰囲気ががらりと変わるようにおもいます。

オリジナル人形をご注文いただいたお客様が、人形と揃いの布地からできたお召し物をきてお見えになるというサプライズでしたので、シェアさせてください^^


そして平野様、ご登場ありがとうございました!

2012年11月 T様ご依頼の別注人形・2

2013.02.02 Saturday
昨日に引き続き、お客様のお手持ちの着物を人形用に裁断し工房朋の人形に着せるオリジナル人形のご紹介です。

2012年11月末にオリジナル人形のご依頼をいただいたT様の着物が、年が明けてから少しして出来上がってまいりました(年末年始は展示会の準備などで工房は大忙しだったのです)。

工房朋,オリジナル人形
八掛や長襦袢、肌襦袢の色が少しでも合わないと着物の表地がとたんにくすんでしまいます。八掛や長襦袢、肌襦袢に使う生地は工房の豊富な古裂のなかからいちばん映えるものを合わせました。

工房朋,オリジナル人形
綿入れもふっくらと。

工房朋,オリジナル人形
上前の下に隠れてしまう下おくみにもポイントとなる花をもってきました。

オリジナル人形を承る際、お客様にご用意いただくのは着物の表地のみで、裏地や帯、着物の下に着る胴着、半襟、足袋などは工房でご用意させていただいています。

工房朋
帯もたくさんある中から、T様がお持込みくださった着物に合うものを選んでいます(このような引き出しが、一サイズにつき3〜4つほどあります)。

人形は、ご提案したものをお気に召していただけました。
工房朋,オリジナル人形

工房朋,オリジナル人形
着物ができあがるのをずっと待っていた人形に、着物を着付けていきます。写真は帯を結んでいるところです。

工房朋,オリジナル人形
お客様にお届けする前に、もういちど結髪(けっぱつ)をします。不思議なもので結髪のスタッフが櫛を入れるだけで髪の毛がさらに綺麗になるのです。

ご依頼をいただいてから2ヶ月弱。1月半ばに完成したこの人形は大安に届くよう工房を旅立ちました。

工房朋,オリジナル人形

2012年11月 T様ご依頼の別注人形・1

2013.02.01 Friday
工房朋では、お客様のお手持ちの着物を人形用に裁断し、工房朋の人形に着せるというオリジナル人形のご依頼も承っております。

冬のはじめに別注人形のご依頼を受けたお客様の人形が先日できあがりましたので、きょう、あすとその過程をご紹介しようと思います。


工房朋
2012年11月、かねてより別注人形をお考えくださっていたT様から着物が届きました。

どんな着物だろうとたのしみに開封しますと、華やかな錦紗の着物です。

工房朋,オリジナル人形
工房朋,オリジナル人形
梅、牡丹、菊、橘に御所車・・・。可愛らしい細やかな柄が多く、地色もとてもきれいです。


オリジナル人形の場合、店頭などで実際にご覧になって人形を決められる場合もありますが、今回は着物をお送り頂いてからお客様のご希望にそう人形をご提案しました。
あらかじめ伺っていたT様のお好みの人形の雰囲気と着物の雰囲気を考え併せ、オススメの人形をスタッフで話し合います。
今回T様にご提案させていただいた人形はこちらです。

工房朋,オリジナル人形


T様へお送りする人形の写真を撮るかたわらで、人形用の着物の準備もはじまっています。


工房朋,オリジナル人形
まずは全体の柄ゆきを見、必要な生地の量を考えた上で「ほどき」にかかります。
お客様の大切な着物ですので、柄合わせのためむやみやたらに「いいとこどり」をする訳にはいきません。まずは左袖、次に右袖、そして身頃が取れるかを確認してからハサミを入れ、裁断します。

この一枚の着物がどのような着物になったのかはあしたのブログをお待ちください!

工房朋,オリジナル人形



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