年の瀬の京都

2018.12.22 Saturday

 平成最後の12月も、残すところあとわずかとなりました。本日は今からでも間に合う、京都の年の瀬年中行事をいくつかご紹介したいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。

 

【全同志社メサイア演奏会】

日時:2018年12月24日(月)18時開演

場所:京都コンサートホール

 

「メサイア」とは、キリストの降誕、受難、復活を音楽で描いたヘンデルの代表的なオラトリオ作品です。京都では毎年クリスマスイブに、キリスト教を教育理念に掲げている同志社大学の学生さんによる「全同志社メサイア演奏会」が開催されています。その演奏会の歴史は古く、戦前に行われた第一回はNHKで全国放送されるなど大きな反響を呼んだそうです。その後、戦争のあおりを受け中断を余儀なくされましたが、1965年に復活し今年で54回目となります。オーケストラを同志社交響楽団、合唱を同志社グリークラブ、メサイアシンガーズが受け持ち、指揮者とソリストはプロの演奏家が担います。曲中の「ハレルヤコーラス」では、客席の聴衆も総立ちで共に歌う感動的な場面もあります。またアンコールとして、キャンドルライトサービスも厳かに行われます。聖なるイブの夜に、学生さんたちの心がひとつになった演奏に耳を傾けてみられてはいかがでしょうか。

 

【終い天神】

日時:12月25日早朝〜

場所:北野天満宮

 

菅原道真公ゆかりの北野天満宮で毎月催される縁日は、「天神市」として親しまれております。その中でも12月は年内最後ということで「終い天神」と呼ばれ、一年でもっとも賑わいます。早朝から午後九時頃まで、所狭しと並んだ露店には骨董品のほかにも、しめ縄飾りや鏡餅、荒巻鮭などお正月用品もたくさん見受けられます。また天満宮の中門には新年の大きな絵馬の掲げられています。買い出しとともに、暮れゆく一年に感謝こめて参拝するのも清々しいひとときとなることでしょう。

 

【おけらまいり】

日時:12月31日

場所:八坂神社

 

おけらとは、漢字で「白朮」と書き、キク科の多年草を指します。大晦日の夜から元旦にかけて八坂神社を訪れる参拝者は、境内でおけらの火を移した火縄を買って、消えないようにくるくる回しながら家路を急ぎます。そしてこの火でお正月のお雑煮を炊き、無病息災を祈る習わしがあります。例年30万人もの人出で賑わうおけらまいり。除夜の鐘をききながら、過行くこの一年を感謝で結び、来たる新年の和の光が人々の心を明るく照らしてくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


旅する人形たち◆租豕での展示会おしらせ〜

2018.12.14 Friday

工房朋の人形たちが、年末年始の東京でご覧いただけます。

胡粉と膠から作られた無垢な表情の人形たちに、あなたの思い出のこもったお着物を着せてみませんか。

人形用のお着物のオーダーも承ります。

 

【第17回日本の職人展】

 

ところ・東武百貨店 池袋本店 8階催事場(1〜3番地)

期間・平成30年12月27日(木)〜翌年1月6日(日)まで

営業時間・午前10時〜午後8時

 

※12月31日(日)は、午後6時閉場

※1月2日(火)は、午前9時30分開店

※最終日1月6日(日)は、午後6時閉場となっております。

 

工房朋

奈良市登美ヶ丘1−3−15

tel 0742-49-6028


旅する人形たち

2018.12.14 Friday

12月も半ばを迎え、いよいよ本格的な冬の訪れとなりました。

皆さま方におかれましても、お元気にお過ごしのことと存じます。

 

さて、京都ギャラリーにおける秋の展示会終了後は、春にかけて毎年あちらこちらで展示会をさせていただいております。

そのような、言わばお人形たちの旅のシーズンが、今年もはじまりました。

 

幕開けは、芸術の国ロシアです。

昨年に引き続き、世界的な人形展に出品させて頂くべく、お人形たちは飛行機で海を渡っていきました。異国の地でもたくさんのお客様に笑顔で見ていただき、素敵な出会いにつながっております。

本日はその中の一つをご紹介したいと思います。

 

前回、ロシアで朋のお人形をご覧になられたマダムが、この夏に日本を訪問され、京都ギャラリーにも息子さまと通訳の方とともにおみえになりました。そして「ここに来るのが夢でした」と、少女のように瞳を輝かされながら、じっくりとお人形を選んでいかれました。こうして京都から旅立った青い着物のお人形と雛人形は、今頃はるかロシアで初めてのクリスマスを迎えていることでしょう。

 

言葉も文化も国境も越えて、異国の地におきましても、朋のお人形がご家族の側に置いて可愛がっていただいているということは、私どもにとりましてもこの上ない喜びでございます。


sakuraビル

2018.12.03 Monday

2018年秋の新作人形展には、全国から多くのお客様においでいただき、誠にありがとうございました。



工房朋スタッフ一同、心より御礼申し上げます。




さて私共「人形朋」が入っておりますのは、三条富小路角のsakuraビルです。この建物は、三条通りを代表するレトロ建築のひとつで、中に入る前にその重厚さにおもわず立ち止まってしまわれた方も多いのではないでしょうか。ロマネスク風の真っ白な外観と青銅色の屋根、そしてその中央には印象的なメダルが掲げてあります。



この建物は、大正5年(1916年)旧不動貯金銀行(りそな銀行の前身)の京都支店として建てられました。設計は日本建築株式会社です。一階はレンガ作り、二階三階は木骨レンガ作りで、階段や四角と円柱型の柱は当時のままに残っています。銀行が撤退したのち、1988年にリノベーション工事がなされ、sakuraビルとしてうまれかわりました。これは京都の近代建築活用の新たな魁ともいわれています。




国登録有形文化財にも指定されたsakuraビル。100年の歴史を刻む建物の中で、今日もお人形たちは静かに優しい微笑みをうかべています。










ギャラリー人形朋京都
〒604-8083
京都市中京区三条富小路通角中之町20SACRAビル1階
075-211-5914
水曜定休

静岡県 島田市 文具屋多治見 2018年11月29日から12月26日まで

2018.11.25 Sunday
秋も深まりをみせ、一気に冬へ駆け足な様子ですが、人形のシーズンはいよいよこれからです。


この度初めて島田市にて工房朋の人形の展示をしていただくことになりました。

文具屋多治見はその名の通り文具を主に代々売っておられましたが、今ではそれに加えてオーナーこだわりのぬくもりのある服飾雑貨、またレコードや、古書、様々なもののご紹介をされています。

今回は30体ほどの人形が下記の日程で参ります。

〈会期〉2018年11月29日から12月26日まで

〈ところ〉
文具屋多治見
〒427-0036
静岡県島田市三ツ合町1301-2
0547-37-3846


また展示期間中に思い出のこもったお着物をお持ち込み頂き、人形用サイズに仕立てお好きな顔の人形に着せていただけるオーダーをお受けいたします。

世界に一つの人形をお作りさせていただきます。


是非お近くの方はお足運びください。 この機会にご高覧頂きたく思います。

工房朋
〒631-0004
奈良市登美ヶ丘1-3-15
0742-49-6028


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