いざ、着物部屋へ

2012.09.06 Thursday
すっかり涼しくなって、奈良はずいぶん過ごしやすい一日でした。



さて、きょうはこの子たちに着せる着物を探しに朝から着物部屋へ行ってきました。
どちらも同じ型からとった頭で、約30cmの人形になる予定です。


ずらりと着物が並べてあります。


古裂でつくった着物でも、特に貴重なものは桐箱にいれてあります。
写真は「江戸ちり」で作った着物です。シボが小さくふんわりとした手触りです。

まずは着物を決めます。


前々からいいなと思っていたこちらの着物。
上品な色合いの萩、もみじが地色の紫とよく合っています。
が、今回選んだのはこちらの二枚。



この着物に合わせてたくさんあるこの中から帯を選びます。


青い着物はこのようにコーディネートしました。


ピンクのほうはペアにします。


あとは人形の結髪が終わって、ボディーの用意ができるのを待ちます。
今からとてもたのしみです。

市松人形のコーディネイト

2012.09.04 Tuesday
秋の図柄といえば桔梗、撫子、薄、萩といった七草のほかにもコスモスや菊。
まだまだ残暑が厳しいですが、あたらしく市松人形に着付けるこちらの着物を見ていたら少し涼しい気持ちになりましたので、ご紹介させてください。

工房朋,市松人形,古裂
こちらは菊の柄の着物です。

工房朋,市松人形,古裂
よぉく見ると、花弁に刺繍もしてあります。

工房朋,市松人形,古裂
コスモスの着物には、オレンジの子ども帯をあわせています。
前回の記事で見ていただいた、たくさんの帯のなかから選び出した一本です。
工房朋,市松人形,古裂

明治時代の帯のご紹介

2012.09.03 Monday
工房朋の人形たちが纏う衣装が、江戸末から昭和初期の希少な古裂から作られることはよく知られていますが、そのような古裂の着物に合わせる帯も明治・大正・昭和のものを使っています。
きょうは工房に眠る帯を4点ご紹介します。
 
工房朋,市松人形,明治時代の帯 
こちらは明治時代の丸帯三枚とこども帯です。
丸帯とは、帯の中でもっとも格調高い帯で、婚礼用の振袖、留袖、訪問着といった礼装用に使われます。
柄は吉祥を意味する鶴や亀、鳳凰、常緑の松などが多いです。
工房朋では、市松人形の帯のほか、雛人形の狩衣・打掛や五月人形の陣羽織に仕立てています。

また工房では、蝶や花の模様のある半幅の帯をこども帯と呼んでいます。
こちらの帯は主に市松人形の女の子の帯として用いています。
帯はひとつのサイズに対し約300本ほどご用意があり、微妙な色のトーンや着物と帯の柄あわせといったコーディネートも納得がゆくまですることができます。
 工房朋,市松人形,明治時代の帯

第18回京雅人形展のご案内

2012.08.29 Wednesday
2012年9月16日〜9月23日まで、広田屋様にて開催される「第18回京雅人形展」に工房朋の人形を出展させていただきます。

 京雅人形展
 午前10時〜午後5時30分(入場は5時まで・会期中無休)
 会場:広田屋 様  〒365-8514 埼玉県鴻巣市人形1-6-18
  代表電話番号:048-541-8888
  元の代表番号:048-541-0451(カーナビ使用の場合)

広田屋様はひな人形の産地として380年以上の歴史のある鴻巣市でいちばん大きなお店で、会期中は250坪の広いフロアーでたくさんの人形が展示されます。工房朋からも、昨年より多い約50体の人形を展示させていただく予定です。お近くの方はぜひ足をお運びください。

一足先に秋の訪れを。

2012.08.27 Monday
少しづつではありますが、秋の訪れを感じることが多くなってまいりました。

木陰に入ったときにふと感じる風の涼しさや、虫の鳴き声の種類に季節の変わり目を感じるときがあります。

工房朋では、日本特有の変化に富んだ美しい四季の変化を人形が着る着物で表現していけたらと前々から考えておりました。私どもの人形がまとっているその衣装は、古裂(昔の人が大切着ていた着物)を人形用の大きさに裁断をし、新たに仕立てたものを着せ付けております。古くは江戸時代後期のものから、明治時代、大正時代、そして昭和の初期にかけての歴史を経た素晴らしく状態のよいものを厳選して使用しております。当時の職人の方への尊敬を忘れることなく、愛惜をこめて新たな人形用衣装へと仕立て変えております。


今回はその古裂を着物に仕立てる前の状態で一度お見せしたいと思い、二種類の古裂を写真におさめてみました。

一つ目は紋縮緬紅葉車輪文様です。とても豪華で見栄えのする衣装になる予感がします。


大正時代のものです。


緑に赤がとてもよく映えています。


また何枚かの葉には細かい刺繍が施されております。思わず遊び心を感じてしまいます。


二つ目は縮緬萩薄文様です。
夏から秋へとかけて空がより青く高く見えるなか、萩と薄が揺れている。そんな情景が浮かぶようです。


大正時代のものです。花もほんのり色づけられています。


しぼは大変細かく、リズミカルで季節感のある衣装になりそうです。


今回はこの二種類のみですが、季節に合ったものを追ってご紹介していく予定です。
次は帯地の予定です、お楽しみに^_^

またここでご紹介したものを別誂えで人形用に仕立てさせていただき、お好きなお顔の人形に着せることが可能です。又既にお持ちの人形の着せ替えとしてもお薦めさせていただきます。

どうぞお気軽にお問い合わせください。


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